病気じゃないのよ

子供の頃、同級生の男子に「リカオちゃん怒ってるの?」「なんで怒ってるの?」と聞かれることがしばしばありました。
別に全然怒ってない。むしろ完全にボーっとしてましたわ!という時にそんなことを聞いてくるので、「男の子って訳が分からない!」と思いながら思春期を迎えそして大人になりました。
そんなある日、当時の彼の車でドライブをしていてたまたま会話が途切れたので外の景色をボーっと見ていた時です。
「リカオちゃんなんで怒ってんの?」
はっ? えっ? 何が? つーか怒ってないし、ボーっとしてただけだし。
「別に怒ってないけど・・・なんでそんなこと聞くの?」
「だってほら、口尖らせてふくれっツラしてるから・・・」
えっ?ふくれっツラ?はあっ?
「怒ってないし、口なんて尖らせてないよ!」
「でもほら、今だって尖らせてるじゃん!」
つーかマジ勘弁して、と思ってなんとなくサイドミラーに映った自分を見ると…
とがってるーーー!上唇とがってるやーーーん!
はいおっしゃるとおりです、大変申し訳ございませんでした。

この出来事があるまで自分の口を意識したことはあまりなかったのですが、普通の状態でも上唇が尖っていて口の幅が狭いわりに上下とも厚みがあるので、なんかふくれっ面した時のように見えなくもない。
これで合点がいきました。子供の頃から「怒ってる?」と聞かれ続けた過去はこのせいなのです。
それからはなるべく口角を上げるように気をつけています、そうすれば前に出てるものも横に引っ張られ多少緩和されるからです。

ちなみに歴代の彼達は比較的、キッスの際にこの尖った唇に執着します。やたら吸ったり噛んだり(甘噛みだけどね)するのです。
それについても納得しました。
尖ってるからだね、仕方ないよね!キャハ!

一度うっすらとアザが出来るほど吸われ、こんなトコが青くなるなんて変な病気に罹ったに違いないと周りに心配されたこともあります。
病気やおまへん、いつもより強く吸われすぎただけどす・・・なんて言えるわけねーよ。だって恥ずかしいもん。

キャンディーちゃいます!

先週の金曜日にインフルエンザの予防接種を打ちました、子供のとき以来なので何十年ぶりです。
ブランクが空きすぎたり卵アレルギーなどがあると腕が腫れたり熱が出たりする、と看護師の方がおっしゃっていたのですがその通りになりました。ゴイスー腕が腫れて痛いです。
比較的虚弱体質なくせにアウトローな感じに憧れるので、大人になってからは「予防接種なんて関係ないね!!」と見向きもしませんでした。が、最近可愛い姪っ子ちゃんが誕生したので彼女の生命にかかわるようなリスクは減らそうと一念発起したのです。
虚弱体質といえば救急車で運ばれた回数も他の方より多い気がします。
三年ほど前に、虚弱とはなんら関係ないですが急性アルコール中毒で救急搬送されたことがありました。
深酒はしていなかったのに体調がイマイチだったせいなのか、いざ店を出ようとしたら猛烈な吐き気とめまいに襲われ意識が薄れました。
どれぐらい時間が経ったのか…気付くと視界が真っ白で「ゆっくりー!ゆっくり降りてー!!」という逞しい掛け声が聞こえます、程なく視界が開けるとどうやら救急車の中にいるようで名前や生年月日をしきりに聞かれます。
その後病院で点滴2本打たれ無事に家に帰りました。
後日友人に白い視界について質問したら、「あー白い布にねーくるまれて運ばれてたからね!」と言われました。
あの日は西麻布の隠れ家っぽい洒落た店で飲んでいたのですが、隠れ家すぎてこ狭い階段しかなく、担架が通せなかった為に布に包むという方法に至ったそうです。
友人曰く、布の両端をクルクル巻かれ巨大なキャンディーのような状態で西麻布の交差点に現れ救急搬送された私はとても哀れだったそうです。
そりゃ哀れだろうよ!薄幸の三十路女がライオネスコーヒーキャンディー状態で運ばれてんだぜ!!
たぶん伝説です。

お願い!捨てないで〜!!!

早いものでもう11月に突入してしまいました。
学生時代フランス語の先生が「今日寝て明日寝て明後日寝る、それを3回ぐらい繰り返すとあっという間に一年が過ぎ、あっという間に歳をとるんだ。」と毎回力説していたことが思い出されます。
先生は異常に胴が短いので腰の位置がすごく高くて、一年中シャツの袖をまくり、そして常に七三分けでした。
とにかく歳をとると一年が過ぎるスピードが物凄く早く感じられるので、気ばっかり焦ってしまうのです。
やらなくてはいけないこと、やってみたいことetc.色々あるはずなのに、計画性の無い性格&面倒くさがり&痛い子ぉの三拍子が揃ってしまい、気付けばただの夢見る痛いオバハンになっていました。 そしてすごく疲れやすい、完全に初老です。
わたくしは昔から疲れすぎたりいっぱいいっぱいになってしまうと、OPT(おパンティ)やストッキングを無意識にゴミ箱に捨てる癖があります。自分では脱衣カゴに入れているつもりがOPT系だけゴミ箱に投げ込んでいるのです、原因は分かりません。
そんな可愛そうなOPTちゃんたちは「だ〜れこんなトコにパンツ捨ててるの〜!!」と言う声とともに母親に発見されるのです。
この癖が私の疲れのバローメーターです。
もちろん最近もやりました。 ええ、人生に疲れているのかもしれません・・・

姉さん事件です

イヤッホ〜リカオです。

先週の金曜日は、久しぶりのやっちらかし事件が発生したのでご報告致します。

その日は寝坊したので身支度もそこそこに慌てて家を飛び出しましたが、なんとかいつも通りの時間に出社できたので
「ちょう楽勝じゃん、やればできるやないかーーい♪」と余裕のよっちゃんイカで浮かれていました。
その後更衣室でコートを脱いでから化粧直しをしようとトイレに行き、最後に寝癖チェックのため姿見で合わせ鏡をしたその時です・・・

〜そこにはとんでもないビッチがいるではありませんか〜
ビフォーアフター風に読んでください)

お気に入りのユニクロワンピースの裾がお尻の線ギリギリなのです。
もうビッチすぎて言葉を失いました、はっきり言って痴女ですチジョ。
おそらく数日前に洗濯した際に思いっきり縮んだのだと思われますが、ワカメちゃんもビビる短さです。
少しでも手を上に動かしたりカラダを前に倒すとOPT(おパンティ)丸見えです。
とんでもねーワンピを着てきたことを会社のトイレに着くまで気付かない自分に愕然としました。

私の職業は某企業の受付です、社内では落ち着いていて地味な人で通っています。
そして9割方お辞儀をしなくてはいけないのですが、こんな状態で出来るはずもありません。
そしてそして怖いオネエ様方が無数に存在しているので、迂闊に社内(トイレも含め)を歩くこともできません。
あいにく、見せペチコート的なものも常備していませんでした。
友人達もなぐさめてくれるのですが、明らかにカオが引きつっています。
私は私で仕事に集中できずミス連発。
どうにか落ち着こうと思い、梱包用のプチプチ(たまたま持っていた)を潰して無心になろうとしましたが、思いのほか潰れる音が大きく全く効果なし。

そんなこんなでその日はほとんどお辞儀もせず、トイレにもいかず、席を立つのは必要最小限に抑えなんとかやり過ごしたのでした。
でもあんなに恐ろしい思いをするのは金輪際ごめんです。

やはり素L(素敵OL)になる為には危機管理が大切なんだなー、罠は何処に仕掛けられているか分からないわ!と実感した一日でした。
大変勉強になりましたありがとうございました。
おわり

レモンガス

ランチに何を食べるか、という相談を友人のミキコフと会社D(社内メール)でしていました。
今日はお互いテンションが高ぶっていたのでしょう、普通の文章でやり取りすればいいものを敢えてラップ調にしてしまったからさぁ大変!

生まれて初めて、お客様が目の前に座っているにも係わらずPCの画面に向かって「ブーッ」と本気でふいてしまいました。
正確に説明すると、ミキコフが会社Dの一部分をツイッターにつぶやきやがったのを見てふいてしまったのです。
慌てて咳き込んだフリをして取り繕いましたが時すでに遅し。
暴れだした笑撃はとどまるところを知らず、ランチまでの約20分間クチビルを噛み締め続けるという苦行を神は私にお与えになりました。

「YO!YO!HA!HA!YO!YO!HA!HA!キュキュキュキュザザザドゥ〜ン!!」
あいつ真顔でコレを打ってんのかよまじスゲーと感心しながらアタマで反芻していたら、いつの間にか
ツッツクツッツドンドンドン ツッツクツッツドンドンドン ツッツクツッツ・・・というリズムが頭に浮かんできたのです。

あれ?このリズムどっかで聞いたことあるなぁなんだろー。
あーーーーーレモンガス!!
でもって午後はずーっとレモンガスのラップが脳内BGMとして流れていたのでした、ていうか今もだけどね!

SAVE THE RIKAO!!

今日は私の誕生日です、なんとなくキリがいいので日記を始めてみます。

マンガの読みすぎで寝不足だからなのか歳のせいなのか分からないけど、疲れが取れず目の痙攣が止まりません。

瞼も目の下もビクビクビクビクしとります。
気持ち悪いぜコノヤロー。

大至急「きゅんきゅん」を体内に注入しないとこのままでは生ける屍になりそう。

「きゅんきゅん」と言うのは素敵な人や仕草を見たり、恋愛中とかに胸がドキっとかってなる切ないような不思議な感覚、アレですよアレ。
きゅんがあれば生きていけるのです。

私は比較的、いやかなりチョロい女なのでちょっとしたことでクラクラしたりきゅんとしてしまうのですが、最近はココロが死んでいるせいか琴線にふれないので女性ホルモンも枯れ気味です。

何方か人助けだと思ってきゅんきゅんさせてください。
車をバックさせるときの助手席に添える手や、眼鏡をかけたりはずしたりするなにげない仕草。が主なポイントです。
そんなにチョロいのか、と呆れないでね!

夕方からは地獄の女子会に出席しなくてはいけないので、早急なご対応宜しくお願い申し上げます。